DATA:
放映期間:
1978年4月4日〜10月31日
放映局 : NHK総合
話  数: 全26話
原  作: アレグサンダー・ケイ「残された人びと」

 STORY:
 磁力兵器を使った最終戦争が起こり、地球の地軸は狂い地震や大津波が襲って来て、長い間栄えてきた文明はいっぺんに崩れ、世界中のほとんどの人間は死んでしまいます。物語はそれから20年後の孤島で始まります。コナンがおじいと二人で暮らしていたところへ、一人の少女が流れ着きます。それまで地球で生き残っていたのは自分たちだけだと思っていたので大喜びしますが、そこへ科学都市インダストリアからモンスリーたちがやって来て少女ラナを連れ去ります。その時の争いでおじいは亡くなってしまいました。悲しみを乗り越え、コナンはラナを救うため旅立ちます!


 各話あらすじ:
 第1話「のこされ島」
 大変動から20年後、孤島“のこされ島”には、おじいと呼ばれる老人と大変動の後に生まれた少年コナンが住んでいた。コナンはこの島で生まれた自然児で、大鮫のハナジロをたった一人でしとめるほどのたくましい少年に育っていた。ハナジロをしとめたその帰り、コナンは砂浜に打ち上げられている少女・ラナを発見する。自分たち以外に人間が生きていたことを知り感激するおじい。
 翌朝、目覚めたラナはコナンの案内で島を巡るうち、コナンの心遣いに触れしだいに心を開いていく。
 だが、ラナを捜しにきたインダストリアの飛行艇の出現で事態は一変する。おじいは彼らが銃を持っているのを見て、ミサイルチューブを持ち出し彼らを追い返そうとするが、クズウからの銃撃がミサイルに当り暴発。ミサイルはラナのいた岩陰を襲い、ラナは発見され、捕えられてしまう。「あの子を守ってやれ」と言うおじいの言葉に、コナンは飛び出そうとしていたファルコの翼にとりついていく・・・。

 第2話「旅立ち」
 ラナを取り戻すためファルコに飛びついたコナンは、なんとかしようと翼の上で暴れまくる。コナンをピストルで撃ち落とそうとするモンスリー。しかし、ラナの必死の抵抗ナその機会を失い、パイロットのドゥーケのピストルもモリではね飛ばされてしまう。だが、風圧に押されたコナンは翼から海に滑り落ちてしまうのだった。
 失意の中、島に戻ったコナンはおじいの元へと駆けつけた。おじいは爆発のショックで重症を負っていた。心配するコナンに、おじいは自分たちが地球を脱出しようとし、結局この島にたどり着きコナンが生まれるまでのさまざまな記憶を伝え、「仲間を捜せ」と言い残し息を引き取る。
 おじいの死にショックをうけ、泣きながら岩を叩きつけるコナン。一方、連れ去られたラナもコナンの身を案じていた。
 悲しみから立ち上がったコナンは、おじいの言葉通り仲間を捜し、インダストリアからラナを救い出すため、筏を作り朝日の中一人旅立っていくのだった。

 第3話「はじめての仲間」
 龍巻の荒れ狂う海を乗り越え、ようやくコナンがたどり着いたのは小さな島であった。島の中の人気のない廃墟でコナンは一人の少年と出会う。お互い自然児である二人は自慢大会を繰り広げ、さんざん競争したのち友だちとなるのだった。少年の名前はジムシーといった。
 この島はプラスチップ島と呼ばれ、島の岩壁付近は昔のゴミ捨て場の跡だった。バラクーダ号と呼ばれる船が、その崖から出て来るプラスチップを回収するために交易をかねてやってきているのである。ジムシーもイモやカエルと交換にタバタバを仕入れていた。その現場でロボノイドに興味を持ったコナンはひと騒動を起こしてしまうが、ジムシーの協力によってなんとか逃げおおせるのだった。だが、船がインダストリアから来ていることをジムシーから聞いたコナンは、バラクーダ号に密航することを決意する。ジムシーも船への興味が手伝って同行するのだった。


 第4話「バラクーダ号」
 コナンとジムシーは夜に乗じて艦内に忍び込むことに成功する。だが、調理室に忍び込んだジムシーが酒に酔っぱらって騒ぎを起こしたことによって発覚。酔ったジムシーをかついで逃げるコナンであったが、ダイス船長の操縦するロボノイドによって捕まってしまう。暴れ海を乗り切ってきたというコナンに興味を持ったダイスは、コナンたちに尻叩きの刑20回に耐えられたら船員にしてやるといい、コナンは気絶したジムシーの分も含めて40回の刑を受け、笑ったまま気絶していった。
 ジムシーは自分はインダストリアに行く気などないとふてくされるが、コナンが自分の分まで尻叩きを受けたことを聞き、コナンにつき合ってバラクーダ号の船員として働くことを仕方なく納得するのだった。プラスチップを満載したバラクーダ号はインダストリアに向けて出発した。
 コナンは仲間を一人見つけたと夜空のおじいに向けて語るのだった。


 第5話「インダストリア」
 ようやくインダストリアに到着するバラクーダ号。寂れたコンビナート街の中に点在するインダストリアの風景を眺めたコナンとジムシーは、その殺風景な有様に愕然とする。コナンは港でファルコを見つけ、ラナがいることを確認した。こっそりと上陸しようとするコナンであったが、ラナをさらっていった女士官のモンスリーがやってきたのを見て思わず飛びかかり、ダイスに連れ戻されてしまう。
 一方、三角塔の中ではインダストリアの委員会が、ラナに太陽エネルギー復活のためにラナの祖父であるラオ博士を探して欲しいと協力を求めていた。だが、ラナはかたくなにうつむいたままだった。手ぬるい委員会のやり方に反発をおぼえる行政局のレプカは、蔭でラナをいれずみ銃で脅かすがそれも効果はなかった。一人部屋に監禁されるラナ。
 そのラナの元に、逃げ出したコナンが塔の外をつたって現れ、二人はガラス越しにようやく再会するのであった。