父を亡くし、旅の途中で母をも失ったペリーヌは、フランス・マロクールで織物工場を経営する祖父ビルフランの元に身を寄せようと旅を続けていた。しかしマロクールでペリーヌは、祖父が優しさやいたわりを知らない孤独で冷徹な人間であることを知る。そこでペリーヌはオーレリィと名を変え、通訳の才能を認められて孫であることを知らせないままビルフランの秘書になった。やがてビルフランは、ペリーヌの優しい心に触れていくうちに人を思いやる心を持てるようになる。そして冬のある日、ペリーヌはついにオーレリィでなく、本当の孫として祖父と再会を果たすのだった。
| 脚本 | 宮崎 晃/佐藤嘉助/加藤盟 |
|---|---|
| 音楽 | 渡辺岳夫 |
| 場面設定 | 坂井俊一 |
| キャラクターデザイン | 関修一 |
| 絵コンテ | 斎藤博/富野喜幸/高畑勲/池野文雄/黒田昌郎 |
| 作画監督 | 小川隆雄/櫻井美知代/村田耕一/百瀬義行 |
| 美術監督 | 井岡雅宏 |
| 録音監督 | 浦上靖夫 |
| プロデューサー | 中島順三/松土隆二 |
| 演出 | 斎藤博/腰繁男 |
| オープニングテーマ | 「ペリーヌものがたり」 作詞:つかさ圭 作曲:渡辺岳夫 編曲:松山祐士 歌:大杉久美子 |
| エンディングテーマ | 「気まぐれバロン」 作詞:つかさ圭 作曲:渡辺岳夫 編曲:松山祐士 歌:大杉久美子 |

ペリーヌ/鶴ひろみ
誰にでも愛される女の子。旅の途中で両親を亡くすが、明るさを失わず、周囲の人たちを幸せにしていく。年齢に似合わず芯が強く、マロクールでも池のほとりの小屋で、色々工夫をしながら一人で暮らす。おじいさんのビルフランに父・エドモンの死や自分の正体を告げられず、密かに心痛める。

マリ/池田昌子
インド生まれのペリーヌのお母さん。ペリーヌのお父さんエドモンが旅の途中のボスニアで亡くなってからも写真屋をしながら旅を続けるが、マリ自身も「人に愛されるためには、まず自分が人を愛さなければ」とペリーヌに言い残し、病死してしまう。

ビルフラン/巌金四郎
ペリーヌのおじいさん。金持ちでありながら孤独で、人間的には不幸な老人。 目が不自由ながらもマロクールで巨大な繊維工場を経営している。息子エドモンの結婚は許していないが、帰りを心待ちにしている。

ロザリー/黒須薫
マロクールで出会った少女。ペリーヌの親友になり、何かと支えになってくれる。面倒見がよく、明るくサバサバとした性格。ロザリーのおばあさんは昔エドモンの乳母をしてた。

ファブリ/村山明
ビルフランの工場の技師。ペリーヌがビルフランの孫であることを知り、何かと相談に乗ってくれる。

マルセル/岡村悦明
陽気な少年。両親のいるサーカス団を追って、ペリーヌ母子と一緒に旅をする。

バロン
ペリーヌと一緒に旅をする気まぐれな犬。マルセルに芸を仕込まれたあたりからしっかりしてくる。