第25話 「小さな街の小さな友情」


(2008年06月22日)

25.jpgなかなかミーナの情報が得られない焦りの気持ちを紛らわせようと、ポルフィは朝早くから一心に農園の仕事を手伝っていた。イラーリアはそんなポルフィを心配し慰める。マクシミリアンが町役場に貼り出したミーナのポスターを直していると、役場を訪れた町長のチェーザレがポルフィのことを尋ねていった。その頃マルティーニ農園では、イラーリアの父母のデュリオとグレタが、もしミーナが見つからなければこのまま農園に残らないかと朝食の席でポルフィに話していた。しかしポルフィは、2人に感謝の言葉を伝えながらも絶対にミーナを見つけ出すと決意を固くするのだった。街から戻ってきたマクシミリアンは、デイジーを車に乗せてくる。明るく積極的なデイジーにすっかり圧倒されてしまうポルフィ。デイジーは、街で働く自分の父の仕事場に遊びに行こうとポルフィに持ちかけるのだった。