第34話 「天使へのプレゼント」


(2008年08月24日)

34.jpg前の街での出来事を思い、足取りも重く元気のないままミーナを探して丘陵地を一人歩くポルフィ。途中すれ違う車に乗せてもらおうとするが、なかなか止まってもらえない。あきらめて進もうとすると、後ろからクラクションを鳴らして一台のトラックがやって来た。運転していたアントニオは、ポルフィの疲れた様子を見て、車に乗せてくれる。揺られているうちに寝込んでしまったポルフィが目を覚ました時には、車はアントニオの家のある街に到着してしまっていた。アントニオはポルフィを自分の家に連れて行き、家族に紹介してくれる。娘の元気な少女ソフィアに気に入られ、明日は街を探検しようと約束させられるポルフィ。翌日ポルフィがソフィアと一緒に出掛けていくと、街の人々が次々と親切に話しかけてきた。穏やかで信心深い街の人々。やがてポルフィはソフィアに「神様がいる井戸」へと案内される。