第48話 「夢のかけら」


(2008年11月30日)

48.jpg料理店の閉店後、床にモップをかけていたポルフィ。カウンターで帳簿をつけていた主人のクサロは難しげな顔をすると、突然ポルフィに右手を突き出してお金を出すように告げる。驚いたポルフィが貰ったチップは全部渡したと言うと、クサロは売上の金が足りないのはポルフィがお金をごまかしたせいだと責め始めた。アキレスの助けでお金は見つかったものの、両親の悪口を言われたポルフィは逆上して店を辞め飛び出してしまう。アパートに戻ったポルフィを、ローズは辛いことから逃げてももっと辛いことが待っているのだと慰めるのだった。一方映画に出ることを決心したミーナは、ティファニーと一緒に最後の撮影日を迎えていた。大きなスタジオにもすっかり慣れた様子のミーナ。ティファニーはスタッフたちの見つめる中、映画のラストシーンを最高の演技で演じ終えるのだった。ローズは店を辞めたせいで時間を持て余すポルフィを、外に連れて行くことにする。仕度を待つ間、ポルフィは前から気になっていた伏せられた写真立てを見てしまう。それは、ローズと並んで微笑む女優ティファニーの写真だった。